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『アンゴウ』
ふりがな文庫
『
アンゴウ
(
)
』
矢島は社用で神田へでるたび、いつもするように、古本屋をのぞいて歩いた。すると、太田亮氏著「日本古代に於ける社会組織の研究」が目についたので、とりあげた。 一度は彼も所蔵したことのある本であるが、出征中戦火でキレイに蔵書を焼き払ってしまった。 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サロン別冊 特選小説集・第二輯」1948(昭和23)年5月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
あきらか
)
諸人
(
もろびと
)
距
(
へだた
)
劫火
(
ごうか
)
各
(
おのおの
)
屡々
(
しばしば
)
彼
(
か
)