トップ
>
『早春』
ふりがな文庫
『
早春
(
そうしゅん
)
』
もともと、おれは北川さんとは何の縁故もない。街で偶然出逢っただけのことだ。 牛の煮込み……といっても、おもに豚の腸や胃や食道、特別には肝臓と心臓、そのこま切れを竹串にさして、鉄鍋でぐらぐら味噌煮にしたものだが、その鍋をかこんでアルコールを飲 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「苦楽」1947(昭和22)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
木
(
ぼく
)
題名が同じ作品
早春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
早春
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
早春
(新字旧仮名)
/
田山録弥
田山花袋
(著)
早春
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)