トップ
>
『秋 なげかひ』
ふりがな文庫
『
秋 なげかひ
(
あきなげかい
)
』
せちになげける秋の木立に、 青める月の、病めるいぶき。 風のまに/\に、浮びては消ゆる。 哀れ『世』□さま、夢かまぼろし、 水のおもての泡沫と知れど、 『生』はなほも光をすひぬ。 根もとに重なる、空し朽葉! 艶なる夏夢を埋め、 ——地下にこ …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年6月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
艶
(
ゑん
)
生
(
せい
)
□
(
不明
)
泡沫
(
あわ
)
空
(
むな
)
都
(
みやこ
)