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『徒党について』
ふりがな文庫
『
徒党について
(
ととうについて
)
』
徒党は、政治である。そうして、政治は、力だそうである。そんなら、徒党も、力という目標を以て発明せられた機関かも知れない。しかもその力の、頼みの綱とするところは、やはり「多数」というところにあるらしく思われる。 ところが、政治の場合に於いては …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文芸時代 第一巻第四号」1948(昭和23)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
侘
(
わ
)
把
(
ぱ
)
敢
(
あ
)
下手
(
へた
)
以
(
もっ
)
所謂
(
いわゆる
)
質
(
たち
)