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案内者
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あんないしゃ
ふりがな文庫
“
案内者
(
あんないしゃ
)” の例文
或
(
あ
)
る
騎兵大隊長
(
きへいだいたいちょう
)
の
夫人
(
ふじん
)
に
変者
(
かわりもの
)
があって、いつでも
身
(
み
)
に
士官
(
しかん
)
の
服
(
ふく
)
を
着
(
つ
)
けて、
夜
(
よる
)
になると
一人
(
ひとり
)
で、カフカズの
山中
(
さんちゅう
)
を
案内者
(
あんないしゃ
)
もなく
騎馬
(
きば
)
で
行
(
ゆ
)
く。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
案内者
(
あんないしゃ
)
は
例
(
れい
)
のりっぱな帳場の前についであった一ぱいの酒をがぶ飲みにして、それから
給仕
(
きゅうじ
)
の男に自分の行こうとする場所の方角を聞いた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
傳「
何
(
ど
)
うだい、大変大きな
握飯
(
むすび
)
じゃないか、もっと幾つにもしてくれゝばいゝに、梅干は
真赤
(
まっか
)
で堅いねえ、あゝ
酢
(
すっ
)
ぱい、
案内者
(
あんないしゃ
)
さんの握飯は大きいねえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すぐ
阿蘇忠国
(
あそのただくに
)
を
案内者
(
あんないしゃ
)
にして、わずかな
味方
(
みかた
)
の
兵
(
へい
)
を
連
(
つ
)
れたなり、
九州
(
きゅうしゅう
)
の
城
(
しろ
)
という
城
(
しろ
)
を
片
(
かた
)
っぱしからめぐり
歩
(
ある
)
いて、十三の
年
(
とし
)
の
春
(
はる
)
から十五の
年
(
とし
)
の
秋
(
あき
)
まで、
大戦
(
おおいくさ
)
だけでも二十
何度
(
なんど
)
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ここより薬師堂の方を、六里ばかり越ゆけば草津に至るべし、是れ
間道
(
かんどう
)
なり。今年の初、欧洲人雪を
侵
(
おか
)
して
越
(
こ
)
えしが、むかしより殆ためしなき事とて、
案内者
(
あんないしゃ
)
もたゆたいぬと云。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
この
当時
(
とうじ
)
は、
武士
(
ぶし
)
のことばに、そうむやみにそむくわけにはいきませんでしたので、法一はなんとなく
気味悪
(
きみわる
)
く思いながらも、びわをかかえて、その
案内者
(
あんないしゃ
)
に手をひかれて寺をでかけました。
壇ノ浦の鬼火
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
いままで、
黙
(
だま
)
っていました、
案内者
(
あんないしゃ
)
の
一人
(
ひとり
)
は、はじめて
口
(
くち
)
を
開
(
ひら
)
いて
大根とダイヤモンドの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
案内者
(
あんないしゃ
)
はふと立ち止まった。かれは道を
失
(
うしな
)
ったらしかった。けれどちょうどそのとき一人の
巡査
(
じゅんさ
)
が出て来た。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
案
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“案内”で始まる語句
案内
案内人
案内役
案内書
案内状
案内記