トップ
>
宿
>
うち
ふりがな文庫
“
宿
(
うち
)” の例文
主人は一息ついてから目を皿のようにして天井を指しながら
宿
(
うち
)
の四階に居た乙女のように柔和なセルヴィヤ人が其のFであった。
二人のセルヴィヤ人
(新字新仮名)
/
辰野隆
(著)
するとその翌朝になって帳場のそばの溜まりで、ガルソンから、けさ一人の支那人が
宿
(
うち
)
から程遠からぬ所を流れている
黄浦江
(
おうほこう
)
の河岸に惨殺されていた、と云う話を聞かされたのです。
象牙の牌
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
サア、これから
宿
(
うち
)
へ持つて帰つて料つて
貰
(
もら
)
つて、おとうさまのお帰りを待ちませう。
鼻で鱒を釣つた話(実事)
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
「どうも可い
宿
(
うち
)
はない。」というと
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
“宿”の意味
《名詞》
(やど) 住み家。
(やど) 旅先で泊まる家屋。
(出典:Wiktionary)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“宿”を含む語句
旅宿
宿酔
一宿
御宿
宿命
宿泊
露宿
宿世
宿屋
新宿
下宿
野宿
宿下
旅人宿
宿老
宿所
此宿
宿外
宿帳
宿直
...