“雪催”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆきもよ77.8%
ゆきもよお11.1%
ゆきもよひ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪催ゆきもよいのくもったそらに、教会堂きょうかいどうのとがった三角形かくけい屋根やねは、くろえがされていました。そして、かたわらのちいさなうちから、ちらちらとあかりがもれていました。
青い星の国へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
饂「待つのは長いもので、おまけに橋のたもとだからふるあがるようで、拳骨げんこつ水鼻みずッぱなこすって今まで待っていたが、雪催ゆきもよおしだから大方来なかろう、そうしたら明日あしたは君のうちく積りだった」
かくてん雪催ゆきもよひ調とゝのふと、矢玉やだまおとたゆるときなく、うしとらたつ刻々こく/\修羅礫しゆらつぶてうちかけて、霰々あられ/\また玉霰たまあられ
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)