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銀象嵌
ふりがな文庫
“銀象嵌”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんぞうがん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんぞうがん
(逆引き)
清水の
面
(
おもて
)
が、
柄杓
(
ひしゃく
)
の
苔
(
こけ
)
を、
琅玕
(
ろうかん
)
のごとく、
梢
(
こずえ
)
もる
透間
(
すきま
)
を、
銀象嵌
(
ぎんぞうがん
)
に
鏤
(
ちりば
)
めつつ、そのもの音の響きに揺れた。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その上から、
銀象嵌
(
ぎんぞうがん
)
の
短銃
(
たんづつ
)
をとってかまえ、いましも、三度目の
筒口
(
つつぐち
)
に、伊那丸の姿をねらっていたが、龍太郎が近づいたのをみると、オオ! とそのつつ先を向けかえた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かつては
銀象嵌
(
ぎんぞうがん
)
の細工や
華革張
(
かかくばり
)
の調度も店々にあったであろう。陶器も木器も賑やかであったに違いない。しかし今は望むことが出来ない。鍾路の夜店も大方は日本の安ものばかりを売る。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
銀象嵌(ぎんぞうがん)の例文をもっと
(4作品)
見る
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
象
常用漢字
小5
部首:⾗
12画
嵌
漢検1級
部首:⼭
12画
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