“蝶貝象嵌”の読み方と例文
読み方割合
ちょうがいぞうがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老女の水瀬が退がってゆくのを見届けてから、御方は、そこに残されてある、銀紙包みの秘薬をとりあげ、ちょっと香を改めてから、蝶貝象嵌ちょうがいぞうがん手筥てばこの底へ、心の笑みと一緒にひそめてしまわれた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)