“醫員”の読み方と例文
新字:医員
読み方割合
いゐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又(また)醫員(いゐん)のハヾトフも時々(とき/″\)來(き)ては、何故(なにゆゑ)かアルコール分子(ぶんし)の入(はひ)つてゐる飮物(のみもの)を止(よ)せ。ブローミウム加里(かり)を服(の)めと勸(すゝ)めて行(ゆ)くので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
隣室(りんしつ)には、Aの夫人(ふじん)、Cの母堂(ぼだう)、若(わか)いTの夫人(ふじん)等(ら)が集(あつま)つてゐた。病室(びやうしつ)の方(はう)での忙(せは)しさうな醫員(いゐん)や看護婦(かんごふ)の動作(どうさ)、白(しろ)い服(ふく)の擦(すれ)音(おと)、それらは一々病人(びやうにん)の容態(ようたい)のたゞならぬ事(こと)を、隣室(りんしつ)に傳(つた)へた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
彼女(かのぢよ)が病院(びやうゐん)生活(せいくわつ)に入(い)つてから三年目(ねんめ)の秋(あき)に、ある地方(ちはう)から一人(ひとり)の若(わか)い醫者(いしや)が來(き)て、その病院(びやうゐん)の醫員(いゐん)になつた。彼(かれ)は所謂(いはゆる)人好(ひとず)きのする男(をとこ)で、殊(こと)に院内(ゐんない)の看護婦達(かんごふたち)をすぐに手(て)なづけてしまうことが出來(でき)た。
悔 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)