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芬
ふりがな文庫
“芬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぷん
83.6%
ふん
3.6%
かを
3.6%
かほり
1.8%
かをり
1.8%
にほひ
1.8%
ぶん
1.8%
ブ
1.8%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぷん
(逆引き)
と
停車場
(
ステエション
)
の
後
(
うしろ
)
は、
突然
(
いきなり
)
荒寺の裏へ入った形で、
芬
(
ぷん
)
と身に
沁
(
し
)
みる
木
(
こ
)
の葉の
匂
(
におい
)
、鳥の羽で
撫
(
な
)
でられるように、さらさらと——袖が鳴った。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
芬(ぷん)の例文をもっと
(46作品)
見る
ふん
(逆引き)
尤
(
もっと
)
もコンナのはその中でも特別
誂
(
あつら
)
えの一例だがね……呉モヨ子は、
芬
(
ふん
)
夫人の心理を夢中遊行で繰り返すと同時に、その姉の
黛
(
たい
)
夫人が
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
芬(ふん)の例文をもっと
(2作品)
見る
かを
(逆引き)
頑石笑つて且歌ひ、枯草花さいて、しかも
芬
(
かを
)
る、獅子は美人が膝下に馴れ大蛇は小児の坐前に戯る、朔風暖かにして
絳雪
(
かうせつ
)
香しく、
瓦礫
(
ぐわれき
)
光輝を放つて
盲井醇醴
(
まうせいじゆんれい
)
を噴き
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
芬(かを)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かほり
(逆引き)
足がけツ
倦
(
たる
)
いので、づいと伸ばして、寐
返
(
がへり
)
を打つ、體の下がミシリと鳴ツて、新しい
木綿
(
もめん
)
の
芬
(
かほり
)
が微に鼻を
撲
(
う
)
ツた。眼が
辛而
(
やつと
)
覺めかかツて來た。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
芬(かほり)の例文をもっと
(1作品)
見る
かをり
(逆引き)
それに何んの
芬
(
かをり
)
だか解りませぬが、好い芬が其處ら一杯に
芬
(
かを
)
つているので、自分は螢谷には、魔の者が棲むでゐるのでは無く、仙人が棲むでゐるのでは無いかと思つてゐた。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
芬(かをり)の例文をもっと
(1作品)
見る
にほひ
(逆引き)
建物の後は、
楡
(
にれ
)
やら
楢
(
なら
)
やら栗やら、中に
漆
(
うるし
)
の樹も混ツた雜木林で、これまた何んの
芬
(
にほひ
)
も無ければ色彩も無い、
恰
(
まる
)
で枯骨でも
植駢
(
うゑなら
)
べたやうな粗林だ。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
芬(にほひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶん
(逆引き)
が、縄目は見る目に忍びないから、
衣
(
きぬ
)
を掛けたこのまま、
留南奇
(
とめき
)
を
燻
(
た
)
く、絵で見た
伏籠
(
ふせご
)
を念じながら、もろ手を、ずかと袖裏へ。
驚破
(
すわ
)
、ほんのりと、暖い。
芬
(
ぶん
)
と薫った、石の肌の
軟
(
やわら
)
かさ。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
芬(ぶん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ブ
(逆引き)
ソ
芬
(
ブ
)
休戦条件
日記:27 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
芬(ブ)の例文をもっと
(1作品)
見る
芬
漢検1級
部首:⾋
7画
“芬”の関連語
芬蘭
芬蘭土
“芬”を含む語句
芬々
芳芬
芬蘭
芬香
芬蘭土
後芬陀利花
芬陀利花
芬氏
芬気
芬芬
芬芳
芬華
芬薫
芬郁
芬陀利花院
芬陀利華
芬陀梨峯
芬子
酒芬
“芬”のふりがなが多い著者
三島霜川
泉鏡太郎
泉鏡花
徳冨蘆花
二葉亭四迷
幸田露伴
夢野久作
宮本百合子