“肝臓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぞう60.0%
きも20.0%
レヴァ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジストマに罹ったふなを食べると人の肝臓かんぞうにもジストマが発生して危険な事もある。だから食物は五味を調和して殺虫剤を食べなければならん。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
支那人が大切にする『ちんの羽根』と『猫の頭』と『虎の肝臓きも』と『狼のよだれ』という四つの毒薬のうちで『鴆の羽根』という白い粉と、おんなじものになっているんですってよ。
鉄鎚 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「これ? これは肝臓レヴァのソーセージ。神戸の独逸ドイツ人の店のよ」
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)