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相伴
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しやうばん
ふりがな文庫
“
相伴
(
しやうばん
)” の例文
細
(
ほそ
)
い
大根
(
だいこ
)
を三四
本
(
ほん
)
ぶら
下
(
さ
)
げて、
今日
(
けふ
)
は
御馳走
(
ごちそう
)
を
買
(
か
)
つて
來
(
き
)
たと
云
(
い
)
つて、それを
宜道
(
ぎだう
)
に
煑
(
に
)
てもらつて
食
(
く
)
つた。
宜道
(
ぎだう
)
も
宗助
(
そうすけ
)
も
其
(
その
)
相伴
(
しやうばん
)
をした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
實は生そのものであつて、すべての人、すべての生物は皆之を
相伴
(
しやうばん
)
してゐる。われらは各そのうちの極小さい一片を享けてゐるに過ぎない。
落葉
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
「掛けてお
相伴
(
しやうばん
)
なさいよ、ジエィン。有難いことだ、もう一度のを除くと、これがソーンフィールド莊で食べる最後の食事になるのですよ。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
何
(
なに
)
しろ、
杉野
(
すぎの
)
の
家
(
いへ
)
で、
早午飯
(
はやひる
)
に
二人
(
ふたり
)
で
牛肉
(
ぎう
)
なべをつゝいて
居
(
ゐ
)
ると、ふすま
越
(
ごし
)
に(お
相伴
(
しやうばん
)
)といふ
聲
(
こゑ
)
がしたと
思
(
おも
)
ひな。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(臨時の客は
二宮
(
にぐう
)
の
大饗
(
だいきやう
)
と同日に摂政関白家が、大臣以下の
上達部
(
かんだちめ
)
を招いて催す饗宴で、大饗と別に変りがない。)五位も、外の侍たちにまじつて、その
残肴
(
ざんかう
)
の
相伴
(
しやうばん
)
をした。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
そして加集は
能
(
よ
)
くそのお
相伴
(
しやうばん
)
をしたのであつた。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
私は駈け下りてお金入れにありつたけのお金を——三
志
(
シリング
)
か四志ばかりであつたがやつてしまつた。良くも惡くも彼等は私のおめでたのお
相伴
(
しやうばん
)
をしなくてはならない。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
恐
(
おそ
)
る/\「
御料理
(
おんれうり
)
下
(
くだ
)
さる
段
(
だん
)
、
冥加
(
みやうが
)
身
(
み
)
に
餘
(
あま
)
り
候
(
さふら
)
へども、
此中
(
このなか
)
にて
給
(
たま
)
はる
儀
(
ぎ
)
は、
平
(
ひら
)
に
御免
(
ごめん
)
下
(
くだ
)
されたし」と
侘
(
わび
)
しげに
申上
(
まをしあ
)
ぐれば、
幼君
(
えうくん
)
、「
何
(
なに
)
も
慰
(
なぐさみ
)
なり、
辭退
(
じたい
)
せず、
其中
(
そのなか
)
にて
相伴
(
しやうばん
)
せよ」と
斷
(
た
)
つての
仰
(
おほせ
)
。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“相伴”の意味
《名詞》
相 伴 (しょうばん)
宴席などで、正客に混じり同じようにもてなしを受けること。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
伴
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“相伴”で始まる語句
相伴役