“町通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちどほ50.0%
まちとほり16.7%
まちどおり16.7%
まちどほり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つい、その頃(ころ)、門(もん)へ出(で)て——秋(あき)の夕暮(ゆふぐれ)である……何心(なにごころ)もなく町通(まちどほ)りを視(なが)めて立(た)つと、箒目(はゝきめ)の立(た)つた町(まち)に、ふと前後(あとさき)に人足(ひとあし)が途絶(とだ)えた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
手置の宜(よろし)からぬ横町、不性なる裏通、屋敷町の小路などの氷れる雪の九十九折(つづらをり)、或(ある)は捏返(こねかへ)せし汁粉(しるこ)の海の、差掛りて難儀を極(きは)むるとは知らず、見渡す町通(まちとほり)の乾々干(からからほし)に固(かたま)れるに唆(そその)かされて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
丁(ちょう)ど、まだ灯(あかし)を入れたばかりの暮方(くれがた)でね、……其の高楼(たかどの)から瞰下(みお)ろされる港口(みなとぐち)の町通(まちどおり)には、焼酎売(しょうちゅううり)だの、雑貨屋だの、油売(あぶらうり)だの、肉屋だのが、皆黒人(くろんぼ)に荷車を曳(ひ)かせて、……商人(あきんど)は、各自(てんでん)に
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
丁(ちやう)ど、まだ灯(あかし)を入(い)れたばかりの暮方(くれがた)でね、……其(そ)の高樓(たかどの)から瞰下(みお)ろされる港口(みなとぐち)の町通(まちどほり)には、燒酎賣(せうちううり)だの、雜貨屋(ざつくわや)だの、油賣(あぶらうり)だの、肉屋(にくや)だのが、皆(みな)黒人(くろんぼ)に荷車(にぐるま)を曳(ひ)かせて、……商人(あきんど)は、各自(てん/″\)に
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)