“町人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうにん43.8%
ちやうにん31.3%
まちびと18.8%
てうにん6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「竹童(ちくどう)みたいな小僧(こぞう)には斬(き)りまくられ、旅僧(たびそう)ににらまれればすぐ逃(に)げだすなんて、いくら町人(ちょうにん)にしても、あまり度胸(どきょう)がなさすぎるね」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即(すなは)ち此所(こゝ)の市長(しちやう)並(ならび)に町會議員(ちやうくわいぎゐん)は皆(みな)生物知(ゝまものし)りの町人(ちやうにん)である、であるから醫師(いし)を見(み)ることは神官(しんくわん)の如(ごと)く、其(そ)の言(い)ふ所(ところ)を批評(ひゝやう)せずして信(しん)じてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ある日(ひ)のこと、一人(ひとり)の町人(まちびと)は、その笛(ふえ)の音(ね)を頼(たよ)りに歩(ある)いてゆきました。町(まち)を離(はな)れ、野(の)を越(こ)えて、その音(おと)は、あちらから聞(き)こえてきたのでした。
春 (新字新仮名) / 小川未明(著)
今歳(ことし)も今日(けふ)十二月(ぐわつ)の十五日(にち)、世間(せけん)おしつまりて人(ひと)の往來(ゆきかひ)大路(おほぢ)にいそがはしく、お出人(でいり)の町人(てうにん)お歳暮(せいぼ)持參(ぢさん)するものお勝手(かつて)に賑々(にぎ/\)しく、急(いそ)ぎたる家(いゑ)には餠(もち)つきのおとさへ聞(きこ)ゆるに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)