“無雙”のいろいろな読み方と例文
新字:無双
読み方割合
ぶさう50.0%
むそう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上て引せけるに曲者はこゝぞと思ひ滑々ずる/\と引出す處を半四郎は寢返ねがへりをする體にて曲者のくび股間またぐらはさみ足をからみて締付しめつけけるに大力だいりき無雙ぶさうの後藤にしめ付られて曲者はものを云事もかなはずたゞ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
肥後ひご菊池家きくちけ磯貝平太左衛門武行いそがいへいたざえもんたけゆきと云う武士があった。すこぶる豪勇無雙むそうさむらいであったが、主家の滅亡後、何を感じたのか仏門に入って、怪量かいりょうと名乗って諸国を遍歴した。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)