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炊煙
ふりがな文庫
“炊煙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいえん
86.4%
けむり
9.1%
すゐえん
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいえん
(逆引き)
持仏堂に鐘が鳴り、陽も夕ずく頃、城内城中には
炊煙
(
すいえん
)
が立ちこめた。兵糧を取れと令せられたのだ。しかし、軍隊はなお解かれない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
炊煙(すいえん)の例文をもっと
(19作品)
見る
けむり
(逆引き)
且
(
かつ
)
は
我子
(
わがこ
)
を育てんという気の
張
(
はり
)
あればおのずから弟子にも親切あつく良い
御師匠
(
おししょう
)
様と世に用いられて
爰
(
ここ
)
に
生計
(
くらし
)
の糸道も明き細いながら
炊煙
(
けむり
)
絶
(
たえ
)
せず安らかに日は送れど
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
炊煙(けむり)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゐえん
(逆引き)
只
(
たゞ
)
遙
(
はるか
)
に
隔
(
へだ
)
つた
村落
(
むら
)
の
木立
(
こだち
)
の
梢
(
こずゑ
)
から
騰
(
のぼ
)
る
炊煙
(
すゐえん
)
が
冴
(
さ
)
えた
冷
(
つめ
)
たい
空
(
そら
)
に
吸
(
す
)
ひこまれて
居
(
ゐ
)
るのみで、
其
(
そ
)
の
小
(
ちひ
)
さな
船
(
ふね
)
が
中心點
(
ちうしんてん
)
をなして
勘次
(
かんじ
)
の
目
(
め
)
には一つも
動
(
うご
)
く
物
(
もの
)
を
見
(
み
)
なかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
炊煙(すゐえん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“炊煙”の意味
《名詞》
炊 煙(すいえん)
炊事の煙。
(出典:Wiktionary)
炊
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“炊”で始まる語句
炊
炊事
炊烟
炊事場
炊事夫
炊爨
炊出
炊立
炊込
炊事婦
“炊煙”のふりがなが多い著者
辻村伊助
吉川英治
谷譲次
国木田独歩
長塚節
幸田露伴