“炊事場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいじば83.3%
かまや16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別天地の小生涯しょうせいがい川辺かわべ風呂ふろ炊事場すいじばを設け、林の蔭に便所をしつらい、麻縄あさなわを張って洗濯物をし、少しの空地あきちには青菜あおなまで出来て居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
夫人は炊事場すいじばのほうにでも行ったらしく、朝倉先生だけが、まだあたたまらないストーヴのそばの椅子にかけて、手帳に何か書き入れていた。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
裏の炊事場かまやの土間の片すみにこしらえた板の間に手機が一台置いてあった。
糸車 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)