“灸治”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうじ77.8%
きうち11.1%
きうぢ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏は破傷風はしょうふうをおこしてすぐのうを持つ。落武者のよく用いる非常療法に灸治きゅうじがある。玄蕃允も、山中の農家へ立ち寄って
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はた又三月初より又々持病相起、幾度繰返し灸治きうちいたし候得共一向其しるしも不相見候間、自分は不治之しやうと明め居候處、不※も當月六日 主上より侍醫並獨逸醫ホフマンと申者御遣に相成候付
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
何よりもおぼつかなきは御所勞ごしよらうなり。かまへて、さもと、三年みとせのはじめのごとくに、きうぢ(灸治きうぢ)させたまへ。やまひなき人も無常むじやうまぬかれがたし。たゞし、としのはてにあらず法華經ほけきやう行者ぎやうじやなり。