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破傷風
ふりがな文庫
“破傷風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はしょうふう
71.4%
はしやうふう
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はしょうふう
(逆引き)
「一つは右足の
拇指
(
おやゆび
)
がすこし短いのだ。よく見ると、それは
破傷風
(
はしょうふう
)
かなんかを患って、それで指を半分ほど切断した
痕
(
あと
)
だと思う」
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それはさきに負傷して成都へ還っていた張飛の子
張苞
(
ちょうほう
)
の死であった。
破傷風
(
はしょうふう
)
を併発してついに歿したという知らせが孔明の手もとに届いた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
破傷風(はしょうふう)の例文をもっと
(10作品)
見る
はしやうふう
(逆引き)
「少し調べたいが、
破傷風
(
はしやうふう
)
にでもなるといけないから、大急ぎで船を岸につけて、近くの醫者へ行くやうに、いづれ
詳
(
くは
)
しいことは後で——」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
醫者
(
いしや
)
は一
應
(
おう
)
見
(
み
)
なければ
分
(
わか
)
らぬといつて
五月蠅
(
うるさ
)
い
勘次
(
かんじ
)
に
返辭
(
へんじ
)
しなかつた。お
品
(
しな
)
の
病體
(
びやうたい
)
に
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
けると
醫者
(
いしや
)
は
有繋
(
さすが
)
に
首
(
くび
)
を
傾
(
かたぶ
)
けた。それが
破傷風
(
はしやうふう
)
の
徴候
(
てうこう
)
であることを
知
(
し
)
つて
恐怖心
(
きようふしん
)
を
懷
(
いだ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
破傷風(はしやうふう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“破傷風”の意味
《名詞》
傷口から体内に侵入した破傷風菌により中枢神経がおかされる感染症。
(出典:Wiktionary)
“破傷風”の解説
破傷風(はしょうふう、tetanus)は、破傷風菌を病原体とする人獣共通感染症の一つ。病原菌が産生する神経毒による急性中毒である。
(出典:Wikipedia)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
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