“清水堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよみずどう80.0%
きよみづだう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の上では今常磐ときわ花壇のある所は日吉ひえ山王の社で総彫り物総金の立派なお宮が建っていました。その前のがけの上が清水堂きよみずどう、左に鐘楼堂。
浅草観音堂とその境内けいだいに立つ銀杏いちょうの老樹、上野の清水堂きよみずどうと春の桜秋の紅葉もみじの対照もまた日本固有の植物と建築との調和を示す一例である。
此御中このおんなかなにとておき、相添あひそひて十ねんあまり、ゆめにも左樣さやう氣色けしきはなくて、清水堂きよみづだうのお木偶でくさま幾度いくたびむなしきねがひになりけん、旦那だんなさまさびしきあまりにもらせばやとおつしやるなれども
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)