“清水港”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しみずみなと80.0%
しみづみなと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駿州すんしゅう清見寺内せいけんじない石碑せきひあり、この碑は、前年幕府の軍艦咸臨丸かんりんまるが、清水港しみずみなとたれたるときに戦没せんぼつしたる春山弁造はるやまべんぞう以下脱走士のめに建てたるものにして
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
東京から地方へのがれ出るには、関西方面ゆきの汽車は箱根のトンネルがこわれてつうじないので、東京湾から船で清水港しみずみなとへわたり、そこから汽車に乗るのです。
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
それから清水港しみづみなととほつて、江尻えじりると、もう大分だいぶん以前いぜんるが、神田かんだ叔父をぢ一所いつしよとき、わざとハイカラの旅館りよくわんげて、道中繪だうちうゑのやうな海道筋かいだうすぢ町屋まちやなか
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)