“有半”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いうはん50.0%
ゆうはん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中江兆民なかえてうみんの「一年有半いうはん」を評せる言の如き、今日こんにちこれを見るも新たなるものあり。
病中雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この一年有半ゆうはん歳月さいげつに、そなたはいまの世相せそうをよくながめたであろう。どうであった戦国の浮世うきよは。わけても百姓ひゃくしょう町人ちょうにん——いやそれよりもっと貧しいたみたちのくるしみはどうであろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)