“投附”の読み方と例文
読み方割合
なげつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さがさう、たづねようとおもまへに、土塀どべいしやがんで砂利所じやりどころか、石垣いしがきでも引拔ひきぬいて、四邊あたり八方はつぱう投附なげつけるかもわからなかつたんです。……
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いし其處そこたれましたら、どんなでせう。いなづまでも投附なげつけられるやうでせう。……わたし此處こゝ兵隊へいたいさんの行列ぎやうれつて、背後うしろからまゐるのだつて可厭いやことでございます——かへりますわ。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……おや、とおもふと、ばら/\とまた投附なげつけながら、……
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)