“投函”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうかん94.7%
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとからも続けてきたことをみても、たぶん実際の犯人が執筆投函とうかんしたものかもしれない。が、どこの国にも度しがたい馬鹿がいる。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
ある時は投函とうかんの時間が遲れたかして一日置いての次の日に二通一緒に來たこともあつた。「また來た。」私は何時もさう思つた。
歌のいろ/\ (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
自分は、これを投函して来い、そうしてその鳥をそっちへ持って行けと下女に云った。下女は、どこへ持って参りますかと聞き返した。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)