“手酷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てひど57.7%
てきび38.5%
てひ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の一のかはをがれたために可惜をしや、おはるむすめ繼母まゝはゝのために手酷てひど折檻せつかんけて、身投みなげをしたが、それのちこと
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これは神仏混淆の例証ではありませんが、やはり神仏区別のお布令ふれからして仏様側が手酷てきびしくやられた余波から起った事柄であります。
「アッハハハこれは驚いた。すこし攻撃が手酷てひどすぎるぞ。とは云え確かに一理はあるな。実は俺も考えたのじゃ。どうも運動が足りないようだとな。そこで投網とあみをやりだしたのさ」
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)