“手槍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てやり86.7%
シュウチャン6.7%
ピスカン6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在よりもね——ヨブの大鯨おほくぢら手槍てやりだの投槍だの鎖子鎧くさりよろひだのを滅茶々々にしたのと同じやうに、私は、他の人間が鐵とも眞鍮とも思ふ妨害を
手槍シュウチャンを返して貰おう」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
手槍ピスカン大蛸おおだこを突きそこなって胸や腹に吸い付かれ、身体中れ上ることもある。巨魚タマカイに追われて生命いのちからがら独木舟カヌーに逃げ上ることもある。たらいほどもある車渠貝アキムに足を挟まれ損ったこともある。
南島譚:01 幸福 (新字新仮名) / 中島敦(著)