“大鯨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほくぢら50.0%
おおくじら25.0%
たいげい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中原は今しも百メートルばかり向ふの水面を浅く、大鯨おほくぢらのやうになみうねを立てて、まつしぐらに敵艦目がけて突進する魚雷を指さした。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
三上淡路守みかみあわじのかみというやはり毛利家の一将。駈け寄って来て、岸から槍をほうりつけた。大鯨たいげいを突いたもりのように、槍は真っな水の中に立った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)