“おほくぢら”の漢字の書き方と例文
語句割合
大鯨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中原は今しも百メートルばかり向ふの水面を浅く、大鯨おほくぢらのやうになみうねを立てて、まつしぐらに敵艦目がけて突進する魚雷を指さした。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
現在よりもね——ヨブの大鯨おほくぢら手槍てやりだの投槍だの鎖子鎧くさりよろひだのを滅茶々々にしたのと同じやうに、私は、他の人間が鐵とも眞鍮とも思ふ妨害を