“怯懦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうだ75.4%
けふだ23.0%
きようだ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリストフはそういう一般の怯懦(きょうだ)を笑っていた。何が起こるものかと信じていた。オリヴィエはそれほど安心してはいなかった。
予は即座に自殺を決心したれども、予が性来の怯懦(けふだ)と、留学中帰依(きえ)したる基督教(キリストけう)の信仰とは、不幸にして予が手を麻痺(まひ)せしめしを如何(いかん)。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
開卷第一(かいかんだいゝち)に、孤獨幽棲(こどくゆうせい)の一少年(いつしようねん)を紹介(しようかい)し、その冷笑(れいしよう)と其(その)怯懦(きようだ)を寫(うつ)し、更(さら)に進(すゝ)んで其(その)昏迷(こんめい)を描(ゑが)く。襤褸(らんる)を纏(まと)ひたる一大學生(いつだいがくせい)、大道(だいどう)ひろしと歩(あ)るきながら知友(ちゆう)の手前(てまへ)を逃(に)げ隱(かく)れする段(だん)を示(しめ)す。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)