“寫”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
うつ93.3%
しや6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二十四圖だいにじゆうしずかべかゝつてゐるうしうま鹿しかなどのはかれ洞穴ほらあななか石壁いしかべりつけたり、またいたりしたうつしであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
彼女はやさしい聲音こわねで僕に語る——あなたが實にうまうつしとつたあの眼で凝と僕を見下して——その珊瑚さんごのやうな唇で、僕に微笑ほゝゑみかける。
金太郎は聞いてゐるうちに、の前が白く霞んで來て、見てゐたしや眞が見えなくなつてしまつた。かつて、あまり經けんしたことのない奇妙きめうかんじである。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)