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怕
ふりがな文庫
“怕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こわ
45.1%
おそ
32.9%
こは
9.8%
おそろ
6.1%
おつ
3.7%
こはい
1.2%
こはか
1.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こわ
(逆引き)
これからはいよ/\お
民
(
たみ
)
どの
大役
(
たいやく
)
なり、
前門
(
ぜんもん
)
の
虎
(
とら
)
、
後門
(
こうもん
)
の
狼
(
おほかみ
)
、
右
(
みぎ
)
にも
左
(
ひだり
)
にも
怕
(
こわ
)
らしき
奴
(
やつ
)
の
多
(
おほ
)
き
世
(
よ
)
の
中
(
をか
)
、あたら
美玉
(
びぎよく
)
に
疷
(
きず
)
をつけ
給
(
たま
)
ふは
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
怕(こわ)の例文をもっと
(37作品)
見る
おそ
(逆引き)
非常に
怕
(
おそ
)
ろしい物を見たように、信乃はそれを机の上へ投げだした。それからまたすぐにそれを机の向うへ、元のように落とした。
めおと蝶
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
怕(おそ)の例文をもっと
(27作品)
見る
こは
(逆引き)
勝手
(
かつて
)
ばたらきの
女子
(
をんな
)
ども
可笑
(
をか
)
しがりて、
東京
(
とうきやう
)
は
鬼
(
おに
)
の
住
(
す
)
む
處
(
ところ
)
でもなきを、
土地
(
とち
)
なれねば
彼
(
あ
)
のやうに
怕
(
こは
)
きものかと、
美事
(
みごと
)
田舍
(
ゐなか
)
ものにしてのけられぬ。
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
怕(こは)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
おそろ
(逆引き)
最初の舌触りで決する絶対の結果が
怕
(
おそろ
)
しいのである。「今日は酔えるかも知れない、いくらか胸が軽いやうだから。」
熱い風
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
怕(おそろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
おつ
(逆引き)
其樣な處へ歸るに當るものか
少
(
ちつ
)
とも
怕
(
おつ
)
かない事は無いから私が家に居なさい、皆も心配する事は無い何の此子位のもの二人や三人、臺所へ板を並べてお
飯
(
まんま
)
を喰べさせるに文句が入る物か
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
怕(おつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こはい
(逆引き)
以て近々に
取戻
(
とりもど
)
して遣はさん
而
(
して
)
又其方は家内にて
怕
(
こはい
)
ものは誰なるやと尋ねられければ五郎藏ハイ私しの
怕者
(
こはいもの
)
は番頭の久兵衞でござります毎度私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
怕(こはい)の例文をもっと
(1作品)
見る
こはか
(逆引き)
つきて白洲より出で來り夫れより
腰掛
(
こしかけ
)
へ行きけるに皆々打より三吉手前一人
跡
(
あと
)
に殘つて
嘸
(
さぞ
)
怕
(
こはか
)
つたらう何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
怕(こはか)の例文をもっと
(1作品)
見る
怕
漢検1級
部首:⼼
8画
“怕”を含む語句
可怕
怕々
忙怕
怕事
怕恐
怕敷
怕者
死不怕閻羅王
生不怕京兆尹
面怕
“怕”のふりがなが多い著者
樋口一葉
南方熊楠
佐々木味津三
徳田秋声
蘭郁二郎
二葉亭四迷
魯迅
作者不詳
田中貢太郎
上田敏