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座席
ふりがな文庫
“座席”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
シート
50.0%
ざせき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シート
(逆引き)
夫人はその青年のために、
座席
(
シート
)
を取つて置いたかのやうに、自分の右に置いてあつた小さなトランクを取り除けた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
車は一大音響をあげて上下左右へ跳ねあがり、僕は
座席
(
シート
)
に座っているのか、それとも空間に宙ぶらりんになっているのか、いずれとも判じかねた。遂に僕は胆を潰して叫んだ。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
座席(シート)の例文をもっと
(3作品)
見る
ざせき
(逆引き)
座席
(
ざせき
)
の片隅へ小さくなったまま、すっかり
悄
(
しょ
)
げかえって、窓越しに、うしろへ飛び去って行く郊外近い街の屋根々々を、ションボリ見詰めつづけるのだった。
香水紳士
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
英雄
(
えいゆう
)
は、
面倒
(
めんだう
)
くさい
座席
(
ざせき
)
になど
片
(
かた
)
づくのでない。
自動車
(
じどうしや
)
も
免許取
(
めんきよとり
)
だから、
運転手台
(
うんてんしゆだい
)
へ、ポイと
飛
(
と
)
び
上
(
あが
)
ると、「
急
(
いそ
)
げ。」——
背中
(
せなか
)
を一つ
引撲
(
ひつぱた
)
く
勢
(
いきほ
)
ひだから、いや、
運転手
(
うんてんしゆ
)
の
飛
(
と
)
ばした
事
(
こと
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
座席(ざせき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“座席”の解説
座席(ざせき)とは、座るための場所およびその場所に付帯する器具のこと。通常、座席は一人の人間に対して提供されたものを指す。座席はシートとしても表記され、シーターなどの言葉でも表現される。
(出典:Wikipedia)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“座席”の類義語
座
蓆
莚
身分
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座布団
座主
座右
座敷牢
座興
座蒲團
検索の候補
補助座席
“座席”のふりがなが多い著者
大阪圭吉
徳田秋声
菊池寛
泉鏡太郎
海野十三
泉鏡花