“シート”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敷布50.0%
座席37.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三四郎はこんなことを言って、あらかじめ、敷いてある敷布シートの余っているはじを女の寝ている方へ向けてぐるぐる巻きだした。そうして蒲団のまん中に白い長い仕切りをこしらえた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
車は一大音響をあげて上下左右へ跳ねあがり、僕は座席シートに座っているのか、それとも空間に宙ぶらりんになっているのか、いずれとも判じかねた。遂に僕は胆を潰して叫んだ。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
鯨のせなを利用する事の出来る賭博打ばくちうちは飛行機のシートも利用する事を知つてゐる筈だ。孰方どつちも危険がまとつてゐるだけに、興味は一段と深からう。