“平靜”の読み方と例文
新字:平静
読み方割合
へいせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ攪亂かうらんするちからくはへられねば兩者りやうしやたゞ平靜へいせいである。村落むら空氣くうき平靜へいせいであるごとく、勘次かんじすべてとのあひだきはめて平靜へいせいでそれであひいれないのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
で、有難いことに、つゞいて起つた出來事にも、落着いた平靜へいせいな氣持で對することが出來たのだ。
しかみづ平靜へいせいたもときあぶらさらおそれたやうに一しよ凝集ぎようしふする。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)