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巨額
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きよがく
ふりがな文庫
“
巨額
(
きよがく
)” の例文
前
(
まへ
)
にも
述
(
の
)
べたやうに、
金解禁
(
きんかいきん
)
の
準備中
(
じゆんびちう
)
に、
海外
(
かいぐわい
)
から
來
(
き
)
た
思惑投機
(
おもわくとうき
)
の
如
(
ごと
)
きは、
其
(
その
)
巨額
(
きよがく
)
ならざることも
凡
(
およ
)
そ
明
(
あきら
)
かになつて
居
(
ゐ
)
ることであるから
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
彼
(
かれ
)
は
毎年
(
まいねん
)
冬
(
ふゆ
)
からまだ
草木
(
さうもく
)
の
萌
(
も
)
え
出
(
だ
)
さぬ
春
(
はる
)
までの
内
(
うち
)
に
彼等
(
かれら
)
にしては
驚
(
おどろ
)
くべき
巨額
(
きよがく
)
の四五十
圓
(
ゑん
)
を
贏
(
か
)
ち
得
(
う
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
巨額
(
きよがく
)
の
金銀貨
(
きんぎんくわ
)
の
積込
(
つみこ
)
みも
終
(
をは
)
ると、
私
(
わたくし
)
と
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
とは
身輕
(
みがる
)
に
旅裝
(
たびじたく
)
を
整
(
とゝの
)
へて
搖籃
(
ゆれかご
)
の
中
(
なか
)
へと
乘込
(
のりこ
)
んだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
巨額
(
きよがく
)
の金を失つて、現在は、彼等に財産を分つ程に豐かではなかつたので、彼等は
各自
(
めい/\
)
、自分で働いて行かなければならなかつたと、彼等はハナァに云つて聞かしたことがある。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
又
(
また
)
此國債
(
このこくさい
)
が一
般
(
ぱん
)
會計
(
くわいけい
)
に
年々
(
ねん/\
)
巨額
(
きよがく
)
な
國債
(
こくさい
)
を
計上
(
けいじやう
)
することから
殖
(
ふ
)
えるのであるとすると、
國
(
くに
)
の
財政
(
ざいせい
)
の
不健全
(
ふけんぜん
)
な
結果
(
けつくわ
)
が
國債
(
こくさい
)
の
不整理
(
ふせいり
)
となつて
現
(
あらは
)
れる。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
▼ もっと見る
昭和元年
(
せうわぐわんねん
)
から二
年
(
ねん
)
の
頃
(
ころ
)
に
金解禁
(
きんかいきん
)
を
計畫
(
けいくわく
)
した
場合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
ても、
巨額
(
きよがく
)
の
思惑資金
(
おもわくしきん
)
が
海外
(
かいぐわい
)
から
來
(
き
)
て
居
(
を
)
つたのであつて、
從
(
したがつ
)
て
金解禁
(
きんかいきん
)
を
決行
(
けつかう
)
せんとしても
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
“巨額”の意味
《名詞・形容動詞》
金額などが非常に大きいこと。
(出典:Wiktionary)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石