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寸白
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すばく
ふりがな文庫
“
寸白
(
すばく
)” の例文
さ「えゝ
私
(
あたし
)
ア是まで
寸白
(
すばく
)
を知りませんよ、それに
此間
(
こないだ
)
は又結構なお
香物
(
こう/\
)
をくだすって有難うございました、あれさ、お重ねよう」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それはお困りだろう。私のところに、長崎から
和蘭
(
オランダ
)
の小間物を取寄せるついでに、疝気
寸白
(
すばく
)
の妙薬を取寄せたのがあるが、それを少しばかりお裾分けを
銭形平次捕物控:052 二服の薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その御隱居さま
寸白
(
すばく
)
のお起りなされてお苦しみの有しに、夜を徹してお腰をもみたれば、前垂でも買へとて下された、それや、これや、お家は堅けれど
他處
(
よそ
)
よりのお方が贔屓になされて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
扨
(
さて
)
お話は二つに分れて
此方
(
こちら
)
は惣吉の手を引き、
漸々
(
よう/\
)
のことで宿屋へ着きましたなれども、心配を致しました
揚句
(
あげく
)
で、母親がきり/\
癪
(
しゃく
)
が起りまして、
寸白
(
すばく
)
の様で
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その御隠居さま
寸白
(
すばく
)
のお起りなされてお苦しみの有しに、夜を
徹
(
とほ
)
してお腰をもみたれば、前垂でも買へとて下された、それや、これや、お
家
(
うち
)
は
堅
(
かた
)
けれど
他処
(
よそ
)
よりのお方が
贔負
(
ひいき
)
になされて
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
その
御隱居
(
ごいんきよ
)
さま
寸白
(
すばく
)
のお
起
(
おこ
)
りなされてお
苦
(
くる
)
しみの
有
(
あり
)
しに、
夜
(
よ
)
を
徹
(
とほ
)
してお
腰
(
こし
)
をもみたれば、
前垂
(
まへだれ
)
でも
買
(
か
)
へとて
下
(
くだ
)
された、それや、これや、お
家
(
うち
)
は
堅
(
かた
)
けれど
他處
(
よそ
)
よりのお
方
(
かた
)
が
贔負
(
ひいき
)
になされて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“寸白(サナダムシ)”の解説
サナダムシ(真田虫)またはジョウチュウ(条虫、絛虫)は、条虫綱(Cestoda)に分類される扁形動物の総称。成体はすべて人体の消化管中で生息する寄生虫である。テニア科や裂頭条虫科などが含まれる。名前の由来は真田紐に似ていることによる。日本の古代には「寸白(すばく)」とよばれた。長いと10m以上になるものも存在する。
(出典:Wikipedia)
寸
常用漢字
小6
部首:⼨
3画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“寸”で始まる語句
寸
寸毫
寸分
寸法
寸隙
寸々
寸暇
寸時
寸断
寸燐