“寸法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すんぱふ45.0%
すんぽう40.0%
サイズ5.0%
すんぽふ5.0%
ディメンション5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この面影(おもかげ)が、ぬれ色(いろ)の圓髷(まるまげ)の艷(つや)、櫛(くし)の照(てり)とともに、柳(やなぎ)をすべつて、紫陽花(あぢさゐ)の露(つゆ)とともに、流(ながれ)にしたゝらうといふ寸法(すんぱふ)であつたらしい。……
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
その上前にも云った通り、夜(よ)は深いし風も出ている、——わたしの商売にとりかかるのには、万事持って来いの寸法(すんぽう)です。
報恩記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「熊城君、帽子の寸法(サイズ)で八吋(インチ)に近い大頭だよ。六五糎もあるのだ。無論手近の役には立たんけれども、兎角数字と云うやつは、推論の行詰まりを救ってくれる事があるからね」
後光殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
が、お前様(めえさま)、此(こ)の手際(てぎは)では、昨夜(ゆふべ)造(つく)り上(あ)げて、お天守(てんしゆ)へ持(も)つてござつた木像(もくざう)も、矢張(やつぱり)同(おな)じ型(かた)ではねえだか。……寸法(すんぽふ)が同(おな)じでも脚(あし)の筋(すぢ)が釣(つ)つて居(を)らぬか、其(それ)では跛足(びつこ)ぢや。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
ピストルの内部を開いて螺旋溝(らせんこう)の寸法(ディメンション)を顕微鏡(けんびきょう)で測ってみると、兼(か)ねて押収して置いた被害者達の体内をくぐった弾丸の溝跡(こうせき)の寸法と完全に一致した。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)