“如意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょい90.3%
によい9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と慌(あわ)てゝ手探りに枕元にある小さな鋼鉄(くろがね)の如意(にょい)を取って透(すか)して見ると、判然(はっきり)は分りませんが、頬被(ほうかぶ)りをした奴が上へ乗(の)しかゝっている様子。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
月を映してさわやかに流れる賀茂川を渡れば、もう如意(にょい)山である。追われる身の宮は踏みなれぬ夜の山路をひたすら急いだ。
東京(とうきやう)に帰(かへ)つて後(のち)、呼(よ)べば応(こた)へて顕(あら)はるゝ、双六谷(すごろくだに)の美女(たをやめ)の像(ざう)を、唯(たゞ)目(め)を開(ひら)いて見(み)るやうに、すら/\と刻(きざ)み得(え)た。麻袋(あさふくろ)の鑿(のみ)小刀(こがたな)は、如意(によい)自在(じざい)に働(はたら)く。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
一〇七為朝(ためとも)が勇猛、為義一〇八忠政(ただまさ)が軍配(たばかり)に一〇九贏目(かついろ)を見つるに、西南の風に焼討(やきうち)せられ、一一〇白川の宮を出でしより、一一一如意(によい)が嶽(みね)の嶮(けは)しきに足を破られ