“多人數”のいろいろな読み方と例文
新字:多人数
読み方割合
たにんず54.5%
たにんずう27.3%
おほく18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくてたがひにいつっつのをりから、おひ/\多人數たにんず馳加はせくははり、左右さいふわかれてたゝかところへ、領主とのえさせられ、左右さうなく引別ひきわけ相成あひなりました。
おどろいてつむりげると、いましも一個いつこ端艇たんてい前方ぜんぽう十四五ヤードの距離へだゝりうかんでる、これ先刻せんこく多人數たにんずうつたために、轉覆てんぷくしたうち一艘いつさうであらう。
何を女郎ぢよらうめ頬桁たゝく、姉の跡つぎの乞食め、手前の相手にはこれが相應だと多人數おほくのうしろより長吉、泥草鞋ざうりつかんで投つければ、ねらひ違はず美登利が額際にむさき物したゝか
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)