“参道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんどう50.0%
まいりぢ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、なんでもかでも、早くかえり着くことにあせった燕作は、やくそくの道をふまず、さわをひだりにまわって、八ちょう参道さんどうへ半分でぬけられる近道をいそぎだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
試合場しあいじょう城戸きどから、八ちょう参道さんどうとよぶひろ平坦へいたんさかをかけおりてゆくうちに、燕作の小粒こつぶなからだはみるみるうちにされて、とてもこれは、比較ひかくにはならないと思われるほど
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
参道まいりぢ砂道すなぢに根匍ふまばら松照れる春日をほくりほくりゆく
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)