“高天原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかまがはら73.3%
たかまのはら26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由「この小枕は高天原たかまがはらに紙が一枚はひどいねえ、これは酷いが、まアいゝ、これを買っても宿屋で夜具を出すから枕も付きそうなものだ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
待望の神風が吹くどころか敗戦と同時に高天原たかまがはらはおとぎばなしの本性をあばかれ、皇室の横に座っていた神々は突き落とされ
ロザリオの鎖 (新字新仮名) / 永井隆(著)
「すなわち高天原たかまのはら皆暗く、葦原中国あしはらのなかつくにことごとにくらし」というのも、噴煙降灰による天地晦冥かいめいの状を思わせる。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「西さんそこへと飛んで來て、何をするかと見てあれば、高天原たかまのはらかんずまり、かゝの腹に子がやどる。……」
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)