“兩女”の読み方と例文
新字:両女
読み方割合
ふたり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お八重(やへ)察(さつ)して進(すゝ)めつゝ取(とり)まかなひて封(ふう)を切(き)らすに文(ふみ)にはあらで一枚(ひとひら)の短冊(たんざく)なりけり兩女(ふたり)ひとしく見(み)る雲形(くもがた)
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何(なに)ならんと小走(こばし)りして進(すゝ)み寄(よ)りつ一枝(ひとえだ)手折(たを)りて一輪(りん)は主(しう)一輪(りん)は我(わ)れかざして見(み)るも機嫌取(きげんと)りなり互(たがひ)の心(こゝろ)は得(え)ぞしらず畔道(あぜみち)づたひ行返(ゆきかへ)りて遊(あそ)ぶ共(とも)なく暮(くら)す日(ひ)の鳥(とり)も寐(ね)に歸(かへ)る夕(ゆふ)べの空(そら)に行(ゆ)く雲水(くもみづ)の僧(そう)一人(ひとり)たゝく月下(げつか)の門(もん)は何方(いづこ)ぞ浦山(うらやま)しの身(み)の上(うへ)やと見送(みを)くれば見(み)かへる笠(かさ)のはづれ兩女(ふたり)ひとしくヲヽと呌(さけ)びぬ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)