“光燿”の読み方と例文
読み方割合
こうよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またまとい給う銀紗ぎんしゃのおんから、藍田らんでんの珠の帯やら白玉はくぎょくのかざりにいたるまで、光燿こうようそのものの中にあるおすがただった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが今、彼のねぼけまなこは、その部屋がこの世ならぬ浄化と光燿こうようのうちに、すぐ前に横たわっているのを見た。
そして時によると、幾日も終日瞑想のうちに過ごし、幻を見る人のように、恍惚こうこつと内心の光燿こうようとの無言の逸楽のうちに沈湎ちんめんしていた。彼は生活の方式をこう定めた。