“光輝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうき44.4%
かゞやき18.5%
ひかり18.5%
かがやき14.8%
ひかりかゞや3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日世界における二つの大乗仏教国が互いに相知り相まじわって世界に真実仏教の光輝こうき発揚はつようするの時機はまさしく来ったのであります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
斯の子供等の眼に映るやうな都會の賑やかな灯——左樣いふたぐひ光輝かゞやきは私の幼少ちひさい頃には全く知らないものでした。
壁にかけられた油絵のけばけばしい金縁の光輝ひかりさえ、黄昏たそがれ時の室の中の、鼠紫の空気の中では毒々しく光ることは出来ないらしい。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
底深い群青色ぐんじやういろの、表ほのかにいぶりて弓形に張り渡したる眞晝の空、其處には力の滿ち極まつた靜寂しじま光輝かがやきがあり、悲哀かなしみがある。
付居たりしに十日ばかり立と博奕ばくちに廿兩かちたりとて家の造作を始しが押入おしいれ勝手元迄かつてもとまで總槻そうけやきになし總銅壺そうどうこ光輝ひかりかゞやかせしかば偖こそ彼奴きやつに違ひなしと思ふうち小間物屋彦兵衞と云者いふもの隱居いんきよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)