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二枝
読み方 | 割合 |
ふたえだ | 66.7% |
にし | 16.7% |
ふたつ | 16.7% |
其頃いつも八重さくらが
盛りで、兄はその
爛熳たる花に
山吹を
二枝ほど
交ぜて
瓶にさして供へた。
伯母は
其日は
屹度筍を
土産に持つて来た。
それ手を取れ足を持ち上げよと
多勢口々に罵り騒ぐところへ、後園の花
二枝三枝
剪んで床の眺めにせんと、
境内あちこち
逍遙されし朗円上人、
木蘭色の
無垢を着て左の手に
女郎花桔梗
云にける物語
二枝に
分る
不題忠兵衞は主命なれば詮方なく
最云難き事の由を親子の者に云傳へ
其所をば
遁も出せしが
設し
追掛らる事もやと
意の恐れに
眞暗散方跡を