“三崎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みさき50.0%
さんさき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾月いくつきかをすごうちに、てき監視みはりもだんだんうすらぎましたので、わたくし三崎みさきみなとからとおくもない、諸磯もろいそもう漁村ぎょそんほうてまいりましたが
その頃流行はやり出したばかりの麻雀マージャンを四人で打ったり、日曜日の午後などには三浦みうら三崎みさきの方面へドライヴしてはゴルフにきょうじたり、よその見る眼もむつまじい四人連れだった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
安政五年戊午七月十一日(アルイハ十五日)、鷲津毅堂の妻佐藤氏みつが時疫の暴瀉ぼうしゃかかって没した。谷中三崎さんさきの天竜院に葬り法諡ほうしを恭堂貞粛大姉となされた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
窮屈でいやだと思いましたが、致し方がありませんから、江戸谷中やなか三崎さんさき下屋敷しもやしきへ引移ります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)