“ろうぼく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老僕54.5%
老木45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女中が二人、書生が一人、老僕ろうぼくが一人、他に抱車夫かかえしゃふが一人という大家族であったので、家も相当に広く、間数がいくつもあって廊下ろうか続きになっていた。
その年うるう五月五日、咸臨丸かんりんまる無事ぶじ帰朝きちょうし、かん浦賀うらがたっするや、予が家の老僕ろうぼくむかいきたりし時、先生老僕ろうぼくに向い、吾輩わがはい留守中るすちゅう江戸において何か珍事ちんじはなきやと。
尾花に残る日影ひかげは消え、蒼々そうそうと暮れ行く空に山々の影も没して了うた。余はなお窓に凭って眺める。突然白いものが目の前にひらめく。はっと思って見れば、老木ろうぼくこずえである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
さらに、事実じじつげると、先日せんじつのこと、おとこは、かきのにとまった、すずめをねらっていました。このをまぬかれた老木ろうぼくで、えだり、すずめなどのいいあそ場所ばしょでした。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)