“ねんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
年忌42.9%
年季38.1%
年期9.5%
年紀4.8%
年切4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあ、君たち、こまったことができたんだけど、あさっての日曜日、お母さん用事ができたの。八津の年忌ねんき、一週間のばそうよ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
やがて年季ねんきがあけて、いよいよ国ぐにをまわって修業しゅぎょうして歩こうというときになりますと、親方おやかたが小さなテーブルをこのむすこにくれました。
年期ねんきがあければ自由じゆう自由じゆう
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
わがはいはこれについて一げんべんじてきたい。年紀ねんき時間じかんはか基準きじゆん問題もんだいである。これは國號こくがう姓名せいめいなどの固有名こゆうめい問題もんだいとは全然ぜん/″\意味いみちがふ。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
日本人にほんじん歐文おうぶん飜譯ほんやくするとき、年紀ねんき所在地しよざいちかたは、これを日本流にほんりうだいよりせうへの筆法ひつぱふなほすが、固有名こゆうめい矢張やは尊重そんちようしてかれ筆法ひつぱふしたがふのである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
村に丈夫じょうぶな男の子の増加することは、神さまばかりか村民にも望ましいことで、いぜんには東北地方で年切ねんきりという行事のように、果樹をたたいて千なれ万なれと
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)