“とうざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
当座89.3%
藤三3.6%
当坐3.6%
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「じゃ、弦之丞様、今夜はちょっとお暇をいただいて、うちの様子を見たり、また、当座とうざものを少し仕入れてまいりますから——」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤三とうざ。藤三」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤三とうざ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此の野郎も行った当坐とうざ極りが悪く、居たたまらねえで駈出す風な奴だから、行かねえ前に綺麗薩張さっぱり借金を片付ければわっちし、宜うがすか、私が請人うけにんになって居るからね
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一時ひとゝきばかり海中かいちうひたつてつたが、其内そのうち救助すくひもとむるひとこゑきこえずなり、その弦月丸げんげつまる沈沒ちんぼつしたところより餘程よほどとうざかつた樣子やうす不意ふゐ日出雄少年ひでをせうねんが『あらくろものが。』とさけぶので